意外と多い “浄化槽” の物件、メリットとデメリットとは?

  1. 不動産による資産形成

意外と多い “浄化槽” の物件
 メリットとデメリットとは?

こんにちは! お金持ち案内人のレイです!

不動産物件の中で意外と多いのが “浄化槽” の設備です。「それって下水管みたいなモノでしょ?」とはいえ、あまり良く知らないという人が ほとんどではありませんか?
戸建てやアパート等の収益物件だけでなくマイホームを建てる際にも関わってきますよね。

下水の設備が整っていない地域の話だと思っているかもですが、実は一都三県にも たくさんあります。 物件を多く見ている私の肌感覚だと、十数件に一つは “浄化槽” です。

千葉県習志野市や埼玉県の大和田エリアなどには結構あるんですよ。

本日は、耳にしたことはあるけど・・という「浄化槽」についての説明と、そのメリットやデメリットも併せて お話していきます。

ごゆっくり、ご一読下さい。

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【浄化槽とは?】

浄化槽=生活の中でキッチン、お風呂、トイレ等から出る汚水を、自身の宅地内で全て処理する設備
    一般的には下水の設備が整っていない地域に多い。

通常であれば、生活排水や汚水は下水管を通って市町村が管理している下水処理場へと流れていきます。 ただ一部地域では下水道の整備がなされていないため、浄化槽が使われているんですね。

浄化槽は宅地内の地中に埋設されているタンクのような物で、排水や汚水を一時的に貯めてバクテリア(微生物)による分解を経てから放流するというモノです。

家庭用サイズは5人槽~10人槽まであり、アパートなど集合住宅用の小型浄化槽もあります。

【浄化槽のメリットデメリット

《メリット》

①自身の宅地内で排水や汚水の処理ができる
②下水道料金が かからない
③水道をたくさん使う家では、本下水を使うより料金が安い

《デメリット》

①年に一回以上、専門業者による定期清掃や点検が必要
②浄化槽本体は20~30年、ブロアー(部品の1つ)は5~10年で交換が必要
③バクテリア(微生物)が弱ると悪臭の原因になる⇐油やアルコール、漂白剤はNG

【オーナーの費用負担

アパートなどの収益物件の場合、浄化槽に関わる費用はオーナー負担となります。
何世帯用なのかでタンクの大きさが異なるため、当然メンテナンス費用も変わってきますが、
~8部屋までで年間 10万円前後というのが目安になります。

浄化槽が壊れた場合は交換になりますが・・・今まで「壊れた」という話は一度も耳にしたことがありません(笑) 寿命が長いということは、かなり頑丈なんですね。

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収益物件としての浄化槽は?】

《運用期間》

運用中においては浄化槽だから○○という問題は少なく「投資対象」として全く問題ないと考えられます。なので、浄化槽というだけで毛嫌いする必要は全くありません!

《売却時の注意》

既存の物件のままで売却する場合には、さほど問題ありません。

但し更地として売却する際、つまり新築で物件を建てる際には注意が必要です。 浄化槽は地中に埋設されている設備なので、その上に建物を建てることは難しいんです。
新築を想定した場合は、浄化槽設備を撤去して埋め戻しをしなければならないわけです。

下水道が近くを通っていて切り替えができるとしても、その手続きが面倒だったり かなり高額な工事費用がかかるケースがあります。

イメージとしては、~8部屋で 50万円前後という感じですね(-.-) なので更地としての売却価格は、相場より 50万ぐらい下がるということです。

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【まとめ】

ここまで、世の中に意外と多い “浄化槽” の物件について、そのメリットとデメリットなどをお話しました。 お持ちの物件が浄化槽という人、いるのではありませんか?

あまり良く知らないと「浄化槽」と聞いただけで「止めておこう」という事が多いかもですが、、ランニングコストや売却時の利益、修繕リスク等を考慮して問題なく運用できそうなら、十分に取り組む価値があります! 根拠のない理由で浄化槽物件を避けるのは、時として もったいないかもしれません。

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