原油由来のナフサ不足は
不動産業界にも大きな悪影響が~
こんにちは! お金持ち案内人のレイです。
今もなお終結の見えないイランとアメリカの戦争ですが、「ナフサ」を原料とする石油化学製品全般の供給が問題となっていますよね。 具体的には身の回りにあるプラスチックやゴム製品を作るのに欠かせない原料がなくなっているわけです。。
本日は、このナフサショックについての お話です。これは あらゆる業界に影響するけれど、実は不動産業界にとっても大きな打撃となっています。
【ナフサとは?】
ナフサ=原油を精製する過程で取り出される無色透明の液体 です。 これを更に分解した物を素材にして、ポリエチレンや樹脂、合成ゴムや合成繊維を製造しています。
日本では原油の99%を海外から輸入&精製することでナフサを得ていますが、それだけでは足りないのでナフサ自体も直接輸入しています。 ところがホルムズ海峡が通れなくなったため、原油もナフサも入って来なくなり・・・現在のような影響が生じているわけで・・当たり前ですよね~
〈参考;現在の市況と不動産の関係 新築アパートを今から買うのは?〉
【ナフサ不足による影響】
《①クロスやクッションフロアの不足&値上げ》
賃貸物件で退去があると、大家として逃れられないのが「原状回復工事」ですね。 ここで一番必要となるのは、クロスやクッションフロアでしょう?! そして当然のように、供給不足と値上げが起こっています(>_<)
クロスの価格については、某大手メーカーが既に7月から、最高30%までの値上げを決めています。 つまり1000円/㎡ だった場合なら 1300円/㎡ になります。
仮に2LDK(100㎡)を全て張り替えると、10万円⇒13万円・・・大きな出費ですよね~
更にクロスの価格だけでなく、貼るための糊も値上げされ、人件費も上がっていきます。。戦争が長引けば、、単価はどんどん上がっていくでしょう(-.-)
もし今回の世界情勢が落ち着いたとしても需要と供給が落ち着くのは数ヶ月後であり、メーカーは一度上げた価格をもとに戻すのか?これは大きな懸念材料となります。。
《②エアコン値上げ&取付け遅れ》
これから暑くなってくると、エアコンは必須の設備ですよね。 昨今の賃貸物件においては、エアコン付きが当たり前であり、エアコン無し物件は ほとんどありません。
ところがナフサ不足によりエアコン価格は値上げされ、その取付け工事の予定が立たないケースが増えています。 これからは「エアコン無し物件」が出てきたり、故障しても すぐには交換できないという事象が、当たり前になりつつあるんです(-.-)
《③新築物件の工期遅れ》
ナフサ不足により、建築がスケジュール通りに進まなくなります。材料が入ってこなくなるからですね。
既に土地の引き渡しを受けている場合には、建物の工期が伸びると利払いだけが発生していき元本は減らないという現実が待っています。
また融資の金利は、ほとんど「最終実行時(工事完了)」に決まるので、工事完了を待っている間に万が一「金利が上がっていく」と、想定していた金利より高くなってしまうかもしれません(>_<)
ハウスメーカーは、いくつかの案件の受注を受けているので、ある建物の工期が遅くなると、なし崩し的に他のスケジュールも どんどん遅くなります。 某ハウスメーカーによると、工期が2年ぐらい後ろにズレてしまうかも・・という話もあります。。
【オーナーとしてできることは?】
こんな状況の中、オーナーとして何ができるのか?・・・残念ながら、できることは ほとんどありません。。
やるべきことは やるしかないし、、コストカットを見込める現状でもありません。
例えば今まで安価だからと修繕に使っていたクッションフロアをフローリングに切り替えることで、長く使えるようになります。 ただし初期コストがかかるので、損益分岐を考慮することが重要ですね。
フローリングの材料や運搬料も上がっていく可能性は大なので、、情勢を見ながらやっていくしかありません。
【まとめ】
ここまで、ナフサショックについて お話しました。これは あらゆる業界に影響するけれど、実は不動産業界にとっても大きな打撃となっている現実があります。
今まで当たり前だった生活が当たり前ではなくなる・・・そんな社会情勢を見極めながら、オーナーとして少しでもできることをやるしかないですね。
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では次回も、ChatGPTにはできない(笑)人間ならではの お話をしていきますね。
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