【医師家庭の子育て】海外生活 お聞きになります?(笑)

  1. 医師妻の日常

医師家庭の子育て】
 海外生活 お聞きになります?(笑)

ごきげんよう! 医師妻サクラでございます。

お給料は全く増えないのに物価は上がる一方、ガソリンも電気もガスも・・・なのに消費税や社会保険料などを取る事だけは忘れない政府に対して、日本の将来を憂う気分になるのは私だけではないですよね(-_-;)

本日は、次世代を担う(?)はずの子供2人(息子と娘)の子育てを通して私が体験したり考えたりした事を、お話してみようと思います。 今回は子供達の成長に大きく影響したと思われる「海外生活」について言及しています。

我が家は主人の留学にあたり、子供2人を連れて3年間ほどヨーロッパの某国に滞在しました。 子供達はちょうど幼児期~学童期であり、発達心理学的観点から言えば「最も人格形成に環境からの影響を受ける時期」でした。

大学で心理学を修め カウンセラー経験もある私は
「この時期に異文化の中に居ること」のプラスマイナスについて、若干の迷いをもっていたのも本当です。

ごゆっくり、お楽しみ下さいませ。

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【日々の生活あれこれ】

海外生活というと心配なのは言葉や文化、風習、教育などですよね。我が家も英語圏ではなかったので、渡航前に主人が少し現地の言語を学んだのみ・・・ただ救いだったのは、一緒に仕事をする人々が皆 “医師” であり「英語」が堪能だったことでした。

日々の買い物、子供達の幼稚園や小学校(両方現地のモノ)の先生やママ友とのコミュニケーションは いろいろ苦労したけれど、留学先が大学(医学部医局)だったので、医療面での心配はありませんでした。
 〈参考;医師家庭の子育て(その2)、これこそ “欧米版 子育てポリシー”!

《知らない人でも笑顔で挨拶》

ヨーロッパでは、街中を歩いていると知らない人が笑顔一杯で幼い子供達に話しかけてくることが結構あります。 現地では私達自身が「外国人」であり特に珍しい「東洋人」「マイノリティ」なわけです。それなのに、道路ですれ違うだけでも「Hi!」と笑顔で挨拶し合うのが当たり前の日々でした。

〈帰国後〉
マンションのエレベーターで乗り合わせた知らない人や通りすがりの人に対して、娘は笑顔で「Hi!」「Hi!」と連発・・・そんな時、日本人のほとんどは「え?だれ?」って感じで怪訝な表情を浮かべますよね。
結果、娘は「日本の人は、どうして みんな怖い顔してるの?」、道路ですれ違う時も「なんで、みんな○○ちゃん(娘の名前)のことを睨んでるの?」・・・と外出を嫌がるようになりました(-。-)y-

《パパは、おひま?!》

海外生活において、パパは基本的に「ひま」でした(笑)

土日休みは当然だし、平日も定時に帰宅、すごくいいお天気の日は、教授の「今からハイキングに行こう!」という一言で、医局員全員と時間のある家族が遊びに行く!なんて事もありました(笑)

ヨーロッパは「地続き」で隣の国にも簡単に “車” で行けるので、さまざまな国を回って遊び歩くのも日常でした。 夏休みは2か月半ほどあり、私達も教授の別荘に滞在させてもらって海を満喫、セーリングも楽しみました(*^^)v

〈帰国後〉
突然に毎日早く帰れなくなったパパを見て「パパ、なにしてるのかな??」(笑) 正直な子供達の感覚だと思います。 平日に一緒に夕食を食べるのは ほぼ不可能・・・一緒にスーパーに買い物に行くこともなくなり、ワンオペ家事&ワンオペ育児 に戻っていました(>_<)
 〈参考:東大理三医師の妻♡ 夫婦円満は完全分業から(笑)

当時、国のGDPの数字は明らかに日本が勝っていたけれど、どう見ても某国での生活が豊かに感じられたのは現実です。。 日本の豊かさは、どこに行ってしまったんでしょう~??

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《腕時計が要らない?!》

実はヨーロッパに向かう飛行機内で、私の腕時計が壊れるというアクシデントがありました。
仕方ない、スイスに行った時でも「時計を買うか~」と思いつつ・・・結局日本に帰るまで購入しませんでした。 なぜって・・・生活するには、家の中に1つ置時計があれば十分だったんです。主人は病院(大学)に勤務、子供達は現地の幼稚園&小学校に通っていたのにです。

「時間に縛られない」「時間に追われない」というのは、ゆったりと余裕ある日々を送れる一方で、例えば「電車やバスの時刻表は意味がない」「商品の配達や修理を頼んでも、いつになるか わからない」という世界でもあるわけです(笑)

〈帰国後〉
戻った翌日、私は必要に迫られて「腕時計」を買いました(まだスマホ時代ではないので、社会生活において腕時計は必須でしたね)。 某国では「だいたい〇時ころね」という約束が、日本では「〇時△△分で!」と変わりました。 想像できますか?

子供達曰く「なんか忙しいねぇ・・」。確かに、その通りでしたね(笑)
とにかく「時間の流れが速い!」というのが実感でした。。 日本に長く住んでいた私達夫婦でさえ違和感があったわけで、ましてや「物心つく時期」に ゆったり異国で過ごした彼らには、信じられない生活の急変だったことでしょう。

そして小学校の途中で帰国した息子は「まずランドセルを買っていただいて・・・」という言葉に面喰いながら、真夏の日本でランドセルを求めてカバン屋さんに電話をかけまくりました。
「しばらく手提げ袋でいいじゃん!」という息子の考えは一笑に付されてしまったわけです。 さすが「形から入る」日本ですね(笑)

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【まとめ】

海外での生活、特に子連れでの生活は、大変なことやコミュニケーション面での苦労が、たくさんあります。

子供達は順応性が高く海外環境を受け入れ、現地の言葉を耳から学ぶので、私達大人より はるかに発音もキレイでした。 一番幼かった娘だけができる「発音」が、今でも健在なのは、すごいですよね。

現地の商店では簡単な現地の言葉で、息子に “通訳” してもらうなんて事もありました。

帰国後あまり使う機会がない言葉なので、ほとんど忘れてしまったけれど・・・
子供達が「現地語の歌」を今でも歌えるのは、ホント羨ましいです!

多様な文化や人種への寛容性

とよく言いますが、、
海外生活の中では日本人と違う言葉、外見を持ち、異なった食事や習慣、マナーなどに自然に触れるわけです。 大人は、その違いについて考えたり、異文化を受け入れるのに試行錯誤したりするけれど、子供達はごく自然に当たり前に馴染んでいきます(^^)/

現地の幼稚園や小学校では、肌の色は白、茶色、黒、黄色(我が家)と千差万別、目の色も青、茶色、黒、髪の毛は金、銀、黒、茶色、ストレートからチリチリ(?)の子も居て、それが組み合わさっているわけです。 みんなが入り乱れて、とても楽しそうですよ!!

我が家は主人の留学のおかげで、本当に貴重な経験ができました。

帰国後 子供達が日本に慣れるのが、かなり大変だった(?笑)のも事実ですが・・・でも経験としては、私達にとっても子供達にとっても

かけがえのない一生の財産

になったと思っています。

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いつもは「不動産投資」に関する質問や相談の窓口ですが(笑)、、私サクラは子育ても介護も経験者ですから、お役に立てれば嬉しいです(*^^*)

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