【医師妻あるある】若手医師は”楽”に稼ぎたい ”使命感”より重視するのは?

  1. 医師妻の日常

【医師妻あるある】若手医師は”楽”に稼ぎたい(笑)
  ”使命感” より重視するのは?

ごきげんよう! 医師妻サクラでございます。

いよいよ4月から、医師の働き方改革が始まります。
医師の業務は大して変わらない中で「長時間労働を減らす⇒時間外労働時間の規制を厳しくする」ことだけに焦点を当てたとも言える政策は、今後の医療界に さまざまな影響を及ぼす事が懸念されます。

現場からの声に真摯に対応できないまま、残念ながら時間切れ・・というところでしょうか?
我が主人は東京大学医学部出身で医療界のトップ層なので、若手医師が どんな生活を強いられ、どんな事を考え、どんな医師像を描いているのかに関して、私サクラは少し離れたところから現状が見えるという立場におります。

 〈参考;【医師妻あるある】大学病院を中心とした若手勤務医の実情とは?
 〈参考;【医師妻あるある】医師の働き方改革と現場、大学病院の3つの役割と若手医師

本日は、働き方改革により医療界が どう変化するのか? 初期研修を修了したばかりの若手医師が選ぶのは○○科や△△科・・大学病院を中心とした日本の医療は大丈夫? という視点で、お話していきますね。

あまり目にする機会のない医療界の内側、ごゆっくりお楽しみ下さいませ。

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【医師の時間外労働時間の規制

「具合が悪い時は夜間でも休日でも診てもらえるのが当たり前」だった日本の医療ですが、残念ながら今後は難しくなってくるのが現実です。 なぜなら今までは、医師自身の強い使命感によって成り立っていた日本だけのモノだったからです。

4月からの「医師の時間外労働時間の上限」って、知っていますか?
同じ長時間労働の上限規制において、物流やトラック運転手さんの社会への影響は広くニュースで取り上げられていますが、医療界も大きな課題があるんですょ。。

《医師の年間 時間外労働時間上限》

原則特例(労使合意)特例(指定のみ)
360時間960時間1860時間

ちなみに年間960時間というのは、そもそも一般の「過労死ライン」である「月80時間」なんです。
4月以降も ほとんどの医師は、この年960時間の時間外を当たり前としていくわけで、それでも患者様にとっては多くのマイナスが生じてしまうでしょう(-_-;)

もう一つの特例である年間1860時間というのは、年960時間を認めても更に医療に甚大な良くない影響が出かねないと判断される場合、下記の条件を満たす病院に限って認められるんです。 既に全国で483の医療施設が、この適用を求めています。

☆年1860時間の時間外が認められる条件☆
①研修医や専攻医が、現場で集中的に技能習得を目指す場合ー大学病院や大規模病院
②救急などの地域医療を確保するために必要な場合ー地方の基幹病院

地方医療への影響】

地方の基幹病院などは慢性的な医師不足を医師たちの長時間労働で補うことで、なんとかやってきているのが実態です。医師の時間外労働時間の規制が厳しくなると、今まで大病院からの派遣医師で回していたところは、医師が引き揚げてしまうことになります。

医師の労働時間は長過ぎるので改革は必要ですが、既に医師が不足している地域には他に代替手段がありません。 

派遣医師が減ったために、脳外科や産科の救急患者様を診ることができないという病院が、実際に出てきています。

現時点で医師の派遣中止や削減を検討している病院は3割に及び、影響が大きいのは
内科・外科・整形外科・小児科・循環器内科 あたりです。 また厚労省の調査(2024.3)によると、全国で 7326の病院と 457の産科(有床)診療所が、診療体制を縮小する予定だそうです。

【患者様への影響】

医師の長時間労働に支えられてきた今までの医療体制を維持することは、現実的に難しくなっていきます。 つまりそれは、直接的に患者様に影響が及ぶことを意味しますよね。。

夜間の救急患者様を受け入れる病院が減る
・順番待ちの手術の待ち時間が、更に長くなる
・特に地方では、より遠方の病院に受診するしかない
・1人の医師が責任を持つのではなく、複数で連携するチーム医療が増える

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大学病院の状況】

《若手の勤務医》

時間外労働時間の規制により、外勤(バイト)が難しくなります。民間病院に比べて お給料が少ない中で、外勤がやりにくい医師たちは、収入が減ってしまうわけです。

そうなれば当然ですが、如何に楽ができる科に入局して時間を作り、外勤に行くか?を考えるようになりますよね。

また見かけ上の時間外労働を減らすために「自己研鑽」という名目を使ったり、仮に残業をしても過少申告することで規制に違反しないという状況を作るしかありません。 当直の際に救急患者様の対応があると、睡眠時間を確保できないまま翌日の診療をするという今までの生活をすることになりますね。

《専攻医の希望が多い○○科》

専攻医=「自己研鑽」の名の下で専門医を目指している若手医師

医学部卒業~国家試験合格、そして2年間は初期研修となります。
その後に自分の専門を決めつつ その分野にて3~5年間、先輩医師の指導を受けて検査や治療を学び、専門医を取るための期間です。
 〈参考;医師のキャリアと働き方、ちょっとだけ見せちゃいます(笑)

この時期が、おそらく最も体力的にも精神的にも厳しいかもしれません。。
昨年の専攻医の希望する科について、今までと明らかに異なるデータが見えています。 若手医師たちは、医師としての使命感よりワークライフバランスを重視する傾向が強いようです(笑)

忙しくて技術習得が大変な激務の科は敬遠;
 内科・外科・小児科・脳外科・産科

比較的楽で、責任があまり大きくない科を望む;
 皮膚科・眼科・精神科・放射線科

内科は人数としては一番多いものの、過日の専攻医の自〇の影響なのか、以前より希望比率が かなり減っています。 特に最も命に関わる「循環器内科」は激減、一方で「糖尿病内科」「腎臓透析医」などの希望が増えているんです(>_<)

リハビリ科形成外科も増えており、特に形成外科は後期研修さえ不要な「美容外科」に行きたい人が多く見られます。 民間の美容外科は、あまり命に関わらないしQQもないし、それでいて お給料が良いとなれば・・・やっぱり魅力的なのかもしれません(笑)

救急科は大変ではあるけれど加算など国の優遇措置があるので、それなりに希望する人は減っていない感じですね。
その他「病理診断科」「臨床検査科」などは、元々かなり少ないので人数としては さほどではないけれど、やはり「大変ではない科」として魅力があるようで増えてます。

《トップ層の思い》

診療に加えてトップ層や指導医クラスが行うような試験問題の作成や採点、若手の論文指導などの教育研究も本来業務となるので、これらは上司の指示があれば いわゆる「労働時間」としてカウントされます。

現在この国の大学病院のほとんどは赤字であり、その中から どうやって残業代を出すのでしょうか? 財政面からも、かなり厳しいというのが本音でしょう。
研究は費用が無いから無理・・となると、日本の研究力は大きな打撃を受けることになりますね~

また診療を中心とする労働時間の削減をすることで、結果的に研究や教育を行う時間的余裕が減ってしまう⇒日本の医学教育や医学研究の質が低下してしまう大きな懸念があります。

大して学ぶモノが無ければ、大学病院の魅力も半減なのかも・・・

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【まとめ】

ここまで、4月からの「働き方改革」を機会に昨今の若手医師が「使命感」よりライフワークバランスを重視すること、それは確かに大事です!けれど一方で、医療界全体に大きな影響があり、ひいては患者様のみならず医療者を育成する大学病院の状況が危惧されているという現実について、お話しました。

医師の長時間労働を減らす⇒医師の数を増やす という単純な話ではない日本の現状を真剣に考えないと、国民全体が今の医療サービスを受け続けるのは不可能だという事を、みんなで共有する必要があると思っています! 医療界は、静かにすこしずつ変化してしまうんですょ。

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