物件購入で土地の “価値” を左右するのは、価格と容積率の”消化率”?!

  1. 不動産による資産形成

物件購入で土地の “価値” を左右するのは
 価格と 容積率の “消化率”?!

こんにちは! お金持ち案内人のレイです!

土地付きマイホームや一棟物件の購入時には、土地の価値が大きな意味を持ちますよね。
土地の価値と言えば「土地価格」・・が思い浮かぶと思いますが、実は もう一つ重要なポイントがあるんです。

本日は、土地の “価値” を左右するのは土地価格だけじゃない!意外と見ていない重要なポイントは、建蔽(ぺい)率/容積率の “消化率” なのだというお話です。

ごゆっくり、ご一読下さいな。

[PR]

【建蔽(ぺい)率と容積率】

建蔽率/容積率 とは、その土地の面積を基に
どのくらいの大きさの建物が建てられるか?に関する法的な決まりです。

〈参考;建蔽(ぺい)率/容積率 の計算方法、オーバー物件は意外と お得かも(笑)

《建蔽(ぺい)率》

土地に対して上から平面として見た時の考え方であり、その土地に1フロア当たり どのくらいの広さの建物が建てられるか?を表します。

例えば、土地;100㎡、建蔽率;60% の場合は、
1フロア 60㎡までの広さの建物が建てられます。

《容積率》

建物の全フロアの合計が、土地の面積に対して どのくらいの割合まで建てられるか?を表しています。

例えば、土地;100㎡、容積率;200% の場合は、
全フロアの合計面積が 200㎡までのモノが建てられるというわけです。

【重要なのは消化率?】

ところで、ここで言っている「消化率」という言葉、
聞いたことありますか?

特に注目すべきなのは

容積率の消化率 です。

例えば、土地;200㎡、建蔽率/容積率 が 60%/200% だとします。すると、この土地に対して建てられる建物の最大の広さは
・建蔽率;120㎡
・容積率;400㎡
 となりますね(法令や構造計算等は考慮なし)。

ここで現在建っている建物との比較をしてみます。
容積率からの計算だと 400㎡の建物が建てられる土地に、もし100㎡の建物が建っていたら・・・とても もったいない気がしませんか?(笑)

これが収益物件だとしたら、現在のモノを取り壊して再建築した方が、利益が大きく取れるかもしれません(^^)/ 

このように、土地に対して どのくらい消化しているか?というのは、とても重要なんです。
そして当然ですが、土地の価値や土地値自体にも影響を及ぼしてきます。
 〈参考;「土地値」って何?? すごく重要な指標ですょ!

[PR]

【土地の価値への影響大!】

例えば、坪単価;150万円 の土地 100㎡が2つあったと考えます。
一つは 100㎡しか建てられず、もう一つは 400㎡まで建築できるとしたら、、どちらを購入することを選びますか? 数字だけで検討するなら 400㎡までの方が正解ですよね! 

同じ価格の土地で部屋数が多く作れるということは、利回りも高くなるからです。

このように土地の価値を見るには、現在の「土地の取引価格」のみでなく、将来建てられる規模を見据えた「消化率」が重要となります。

但し これらの数字や価値は、エリアや道路状況などによっても左右される場合があります。

例えば、アパートを建てようという場合
・容積率を目一杯消化できる、大通りに面した商業ビルのとなり
・駅距離は同じで消化率は低いけれど、閑静な住宅街
こんな2つを比べると、必ずしも消化率が高い方が良いとも言えませんね~。。

[PR]

【まとめ】

ここまで、土地の “価値” を左右するのは「価格」だけでなく特に容積率の “消化率” という点について、お話しました。 消化率については「物件の資料」に直接の記載がないので、自身で計算する必要があります。

土地付きの物件については、今後の運用方法や売却も含めて、ベストな選択をしたいですよね! 知らない間に損をしないように、できるだけ多方面から見ることをお勧めします。
不動産は大きな金額が動きます。 大切な金融資産を確かな実物資産に置き換えるのですから、さまざまな面からの検討が大切だと思いますょ(笑)

なんか難しくて良くわからないな~というあなた、”土地付き”マイホームや収益物件の購入を検討しているあなた、ぜひLINE友だち登録からお気軽にご相談下さい(^_-)-☆

友だち追加

では次回も、お金持ちへの道案内をお届けさせていただきますね☆彡
なるほどね~と思われたら、ポチッとよろしくお願いします。

[PR]

お金持ち案内人:北原怜

はじめまして皆様 お金持ち案内人のレイと申します。
以後お見知りおきを。

◆お金持ち案内人◆
・ファイナンシャル プランナー
・宅地建物取引士
・投資不動産アドバイザー
・資産コンサルタント


プロフィールはこちら

記事一覧

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。