常に起こり得る 入居者様の “孤独死”
大家としての心構えと対策は?
こんにちは! お金持ち案内人のレイです!
大家として不動産賃貸業を行う中で、最もお金がかかる案件は何だと思いますか?
大規模修繕でしょ?→ちがいます
災害リスクでしょ?→それも、ちがいます
起きてほしくはないけれど、でも大家として逃れられない・・・それは “孤独死” なんです(-_-;)
住居を提供する事業である以上 いつも起こり得るわけで、、必ずしも高齢者に限らないというのが現実です。 遭遇してしまった時は、落ち着いて対処することが求められますよね。
人が亡くなる話なのに「お金がかかる」なんて言うなよ!と思われちゃうかもですが、、そこは お許し頂ければと思います。。
本日は、まさかの ”孤独死” の解説と それが最大の支出になる理由、大家としてのリスクヘッジの仕方について、お話します。 特に単身者向けの部屋では、いつでも起こり得ることなんです。
ごゆっくり、ご一読下さい。
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【孤独死とは?】
孤独死=家族や親族、近所との付き合いがほとんどない人が、何らかの原因で誰にも看取られることなく、住居内で御独りで亡くなること
イメージとしては、一人暮らしの高齢者が古いアパートで大量のゴミに埋もれて ひっそり亡くなるという感じかもしれません。 ですが、必ずしも高齢者とは限らないんですね。。
実は以前、私の所有する単身者向けアパートの一室で、入居されていた60代の男性が お亡くなりになりました。 警察官が窓を破って室内に入り発見したのですが「自然死」とのことでした。
合掌・・・
年代別では60代が最も多く 次いで70代の、特に男性が多く、都内で年間3,000人以上と言われています。
最近は若い世代でも 20代が全体の10%弱・・・人とのつながりが薄く、精神的に病んでしまう事も増えているのかもしれません。
また必ずしもゴミ屋敷ではなく、むしろ貧困で経済的な厳しさが見える場合もあります。
暑い日に、エアコンをつけない部屋で熱中症となり・・という高齢の方も多いです。。
【孤独死が起こる原因】
《直接的原因》
お亡くなりになる直接的な主な原因は4つです。
①突発的な発作が起こりやすい心筋梗塞等の循環器系障害
②脳梗塞などの脳疾患
③自殺
④持病や貧困による餓死、暑さによる熱中症
《環境的要因》
①核家族が増え、さらに離婚や死別により一人暮らしになる人が増えている(全世帯の35% 内閣府)。
②生涯未婚率が上がり、高齢になって一人で賃貸物件に入居する人も増えた。
③上京し就職したものの、人間関係が希薄だったり貧困に悩む若い人が増えた。
④近所や地域との関わりもなく、無職で 引きこもりがちになる。
【大家としての心構え】
不動産投資を考える人の多くは、1K や 1R という単身者向けの物件を選ぶでしょう。 という事は・・・
大家さんになる全ての人が、この案件に当たる可能性があるわけです。
《孤独死の発見》
もしも部屋の中で、お亡くなりになっていた場合、発見までの日数は平均17日と言われています。。音信不通による訪問、家賃滞納や郵便物、異臭などによって発見されるわけです。
発見する主な人は、、
管理会社やオーナー;27%
訪問した親族 ; 20%
自治体等の福祉関係者;20% だそうです。
《オーナーの最大支出?!》
大きな支出といえば、やはり「大規模修繕」が頭に浮かびますよね。
ですが大規模修繕は10年~20年に一回というスパンで、数百万円という支出になります。
”孤独死” の発生は、いつでも起こり得ます。
その場合「原状回復工事」をして、次の入居者様を迎えなければなりませんよね。
この「原状回復工事」は通常とは異なり、
20㎡程度の部屋で100万円~150万円
という費用がかかるかもしれません(>_<)
発見が遅くなってしまったり状態が良くない場合は「特殊清掃」や「お祓い」が必要な事もあります。
※特殊清掃;人が亡くなり腐敗した事でダメージを受けた住居を清掃し、
再び人が住める状態まで原状回復する業務を行う。
この特殊清掃費用や空室補償については保証人や親族に請求するのが可能ですが、、故人との関係が良くない場合も多く「相続放棄」されてしまう可能性が高いんです。
〈参考;入居者様の相続人と、不動産オーナーとの関連って?〉
〈参考;借り主死亡でも賃貸借契約は継続! 連帯保証と相続放棄は別?〉
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【孤独死のリスクヘッジ】
この、いつでも起こり得るリスクに対して、どう備えればいいのでしょうか?
答えは・・・「保険に加入しておく」ことです!
最近は、多くの保険会社で
“孤独死保険”
を取り扱うようになっています。
火災保険のオプションにありますょ。
一部屋あたりの保険料は月々 数百円なのですが、万が一の際の保険金は100万円にも及びます!
これ、入らない手はないと思いませんか?(笑)
〈参考;火災保険の守備範囲って広いです、 水災も浸水もアリですょ!〉
保険でカバーしてもらえる範囲や保険料、保険金などを比較して、所有している物件や入居者様の属性を考慮し、ぜひ最適な保険への加入をお勧めします。
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【まとめ】
ここまで、不動産賃貸業において常に起こり得る “孤独死” についてと、大家としての心構えと対策について、お話してきました。これは一部屋あたりで、数十万円~数百万円というリスクになります。
そしてリスクヘッジは、保険!一択ですね。
幸い まだ経験してないあなたも、今のうちに備えておくことが重要です。
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大家業を楽しみながら、賢く資産形成をしていきましょう!
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